アスンシオン市内バス
こんにちは、さやかです。
パラグアイに来て1か月が経ちました。
たぶん徐々に慣れて驚かなくなっているような気がしますが、
新鮮な気持ちを思い出しながら書きます。笑
パラグアイの交通手段
今回は交通編Vol.1として、市内バスを紹介します。
パラグアイには鉄道がありません。
昔はあったようで、中心に汽車が残されています。
首都アスンシオンでも地下鉄はありません。
主要な交通手段は、車、タクシー、バス。
バイクタクシーはあまり見かけません。
トゥクトゥクも見かけません。
Uberはタクシー組合からの反発で参入できず(2018年のこと)。
自家用車を持つ人も増えたので、
そこそこの層の人はおそらくメインの移動が車で、バスは使わないかな。
日系人はほとんどバスを使わないらしい。
学校にも毎日車で送り迎えするらしいです、危ないから。
都市間移動は長距離バスを使います。
こちらはVol.2で書きたいな。
バスの種類
アスンシオン市内バス(colectivo)は主に2種類あります。
Servicio convencional(安いバス)とDiferencial(高いバス)です。
1回の乗車運賃が、安いバスは2,400グアラニー(約50円)、
高いバスは3,700グアラニー(約75円)です。
パラグアイって意外と物価が高いんですが、交通費に関しては安い!
パラグアイの通貨グアラニーは、約100グアラニー=2円です。
なので、いつも下の0二つを消して、2倍して円に換算します。
高いバスには、エアコンがついていて、少しバスが新しい。
(安いバスはドアが開いたまま走ります。)
ちなみに、2018年10月18日からバス代が上がっています。
安いバスは2,200→2,400グアラニー、高いバスは3,600→3,700グアラニー。
原因は、最低賃金の上昇と、米ドルの上昇(燃料の高騰)らしい。
値上がりは頻繁に起こっていて、2018年始頃までは2,000グアラニーと3,500グアラニーだった。
バスの乗り方
好きなところで乗って、好きなところで降りられます。
道端どこでも。
バス停があるところもあるけど、その前後で乗せてくれます。
乗りたいところでは手をあげて、降りたいところでボタンを押すか紐を引くのが合図。
たまに手をあげても無視されることもあります。
(紐を引くバージョン)
そして、ずっと待っていたのに、バスが止まったとたん
横から割り込んできて我先に乗ろうとする人もいます。
悪いとも思っていないらしく、日本人は順番守るな~と改めて気付きます。
バス停がないので、どこで降りるか、道沿いの景色を知っておかないといけません。
次は○○とか○○通りとかのアナウンスはないので、
慣れない私は常に窓の外に注目しています。
バスの時間
バスの時刻表がありません。
まったく何時に来るかわからず、ただひたすらに待つ。
一度買い物の帰りに1時間近く待ってもバスが来なくて、
結局タクシーで帰ったこともあります。
特に日曜日はバスの本数が少ないから要注意。
バスで気を付けること
バスに乗ると言うと必ず注意されるのが、
「混んでいて身体を摺り寄せてきたら要注意。」
スリが多いんです。
「絶対に携帯電話は出さないで。」
歩きスマホももちろんダメ。スマホ持ってプラプラしてると格好の餌食です。
「通路側が安全。」
バスの外から手が伸びてきます。特にスマホが危ない。
高いバスならエアコン付きで窓が閉まっているから少し安心ですね。
(バスの中はこんな感じ。)
(混んでたら座れるところどこでも座ります。)
運転手さん
たまに運転手さんの横とかに女の人が座っていて、
テレレをずっと入れてあげたりしてます。
なぞ。。。
だから、こんな張り紙してるバスもありました。
(直訳「既婚の運転手はいない」=「結婚してるかなんて関係ない」)
運転手の横に座ってるのがテレレガールですね。
結婚してても、だれかテレレガールしてくれる子歓迎するよって意味かなあ、
よくわからない。
テレレについてはまた別記事で~
物売り
たまに物売りが乗ってきます。
飲み物、チパ、充電器などなど。
買う人いるのか?と思ってたけど、
ある日同じバスで、あるおばあちゃんがコーラを買って、
別のおばさんがインスタントコーヒーを買っていました。
おばあちゃんのコーラは物売りの人が栓を開けて、
コップに入れて渡してました。
ほっこり
乗る順番待たない人たちですが、
バスの中で高齢者に席を譲ったりはするらしく、
私が乗っていたバスでも青年が乗ってきたおばあちゃんに席を譲っていました。
アスンシオンの運転手さんは優しくないよ、と言われてましたが、
行き先を確認して乗ったら、降りるところでここだよと言ってくれたり、
結構いい運転手さんも多いです。ほっこり。