地球の裏側で、高知のよさこい。

大好きな地元高知を世界に広めたい。高知のよさこいを、地球の裏側「南米パラグアイ」で踊ります。

長距離バス事情

こんにちは、さやかです。

 

パラグアイの各日系移住地に行ってよさこいを踊るので、

人一倍、長距離バスに乗ることが多いんです。

だいたいどこもアスンシオンからバスで6時間~7時間くらい。

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(こんな位置関係)

 

長距離バスでは驚きがたくさんあって、

一つにするとかなりのボリュームのある記事ができあがりました。

 

 

バスターミナル

首都アスンシオンのTerminal(バスターミナル)は2階建てで、

2階にチケット売り場、1階に乗り場があります。

 

チケット売り場には、いくつもの会社が窓口を構えています。

エンカルナシオン?ペドロファン?などと目的地を聞かれ、

自分のところでチケットを買ってもらおうと呼び込んでいます。

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(バス会社を決めてないと、多すぎて困ってしまう)

 

ちなみに、エンカルナシオンのバスターミナルでは、

自分のところで買ってもらうために、売り子のおじさんたちが歩いています。

 

 

1階の乗り場のところにはお店も多くあります。

お菓子や飲み物、お土産物、テレレ用のポットなどなど。チパも売ってます。

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(結構広い)

 

乗り場の手前のゲートで一応チケット見せると、

そのバスが何番~何番乗り場に来るか教えてくれる。

電光掲示板での確実なお知らせとかはないのよね。

ゲート通るのも同伴者とか何も言われないし、

あんまりゲートの意味をなしてない気もするけれど、、

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(ゲートを通るとバス乗り場)

 

 

バスの種類

バス会社がたくさんあります。

中には、途中でお客さんを乗せるために何度も止まったり、

故障などで何とも止まったりするバスもあるそう。

 

今回は、私が乗った“いいバス”について紹介します。

”いいバス”とは、同じ目的地で何種類かあるバスの中で現地の日系人おすすめのバス。

すべて同じバス会社ではなく、目的地によっておすすめが異なります。

 

座席や車内サービスなど全然違うと思いますので、

以下の情報は一例としてご紹介。

 

 

バスの道中

一番びっくりしたのは、6時間~7時間の移動の間、

一度もサービスエリアに止まらないこと!

え、運転手休憩しなくていいの、トイレは、のどが乾いたら??

 

運転手はラジオとか聞いたりテレレ飲んでるから大丈夫らしい。

 →ここは不安が残る。

  実際に事故を起こしていることもあります。

  乗るときは、真ん中くらいの右側の席を買いましょう。

 

トイレはバスについている。

 →”いいバス”に乗れば、まあまあ綺麗。

  トイレットペーパー、ハンドソープ、ハンドタオルついてました。

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(飛行機のトイレに近い造り。右にあるのは男性専用便器みたい。面白い)

 

飲み物はサービスで出てくる。

 →”いいバス”だけの可能性あり。

  途中でよく止まるバスの場合は、売り子さんが乗ってくる。

  あとは、バスターミナルで買ってってってことね。

 

 

あと、必ずと言っていいほどチパ売りが乗ってきます。

いいバスの場合、基本的に売り子は乗ってこないです。

Directo(直行)バスに乗ると、都市での乗降以外ほとんど止まらないから。

けど、チパ売りだけは乗ってくる!

そして総じてアスンシオン市内で買うより安いですね。

アスンシオン市内は4,000グアラニーから5,000グアラニー(80円~100円)、

道中では2,500グアラニーから3,000グアラニー(50円~60円)。

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(バスの中のチパ売り)

 

 

そして、”いいバス”に乗っていても故障あります。

この前、出発して30分くらいしたら突然道路端に停車。

何かが故障したらしく、10分後くらいに業者が来ました。

業者が下にもぐってちょこちょこっと2~3分修理して、はい完了。

え、大丈夫?と思うくらい速すぎる復旧でした。 

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 (救世主到着)

なんか取り外してた部品の存在に後で気付いて、

荷物入れにポンって入れてたし、大丈夫なのか。。。

結局目的地までは無事たどり着いたので、大丈夫だったみたい。

 

 

車内サービス

車内サービスも驚きの連続。

まず、食べ物が出てくる。飲みものが出てくる。

そして、シャンパンもあった。

 

食べ物は、チピータが出てきたり、温かいエンパナーダが出てきたり、

バス会社によって様々。もちろん出てこないバスも。

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(チピータ)

 

飲みものは、たいてい水とジュース。

パックじゃなくて、飛行機みたいなボトルからコップに注いでくれるパターン。

そしてジュースはすべて炭酸。

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(↑こんな感じでカートできたり ↓バスの人が配ってくれたり)

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そして、特にいいバスのとき、

乗る前にシャンパンもらった。

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(びっくり)

 

これは車外サービスやけど、

乗り場にマットを敷いて、それを拭いてる光景も。

これには驚きました。

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パラグアイでこんなことするの…!)

 

バス会社がたくさんあるため、

価格競争だけでなく、いろいろ車内サービスをよくして、

自分の会社を選んでもらおうということなのでしょう。

 

 

車内環境

長距離バスに乗るというと周りの日本人&日系人に言われるのが

「バスの中すごい寒いから気を付けて」

「毛布とかウルトラライトダウン持って行ってね」

めちゃくちゃびくびくして防寒具たくさん持って挑みました。

そしたら、言われてたほどは寒くなかった、よかった。

薄めのセーター着たらOKな感じ。

足首冷えるから、長めの靴下はいて。

 

にしても、パラグアイ人が普通に半袖で乗っているのは不思議。

 

”いいバス”に乗ったとき、毛布と枕もついてたことがあります。

飛行機みたいな感じで。それはそれは快適だった。

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(ゆったり座席に毛布付き)

 

あと、前のTVで映画が流れます。

音が普通に出てたり、小さい音だったり無音だったりいろいろ。

 

 

バスの中の作りは、だいたいこんな感じ。

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(↑3列のゆったりバージョン ↓4列バージョン)

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気になる方はどうぞ

ちなみにおすすめのバスというのが、

アスンシオン=イグアス:Nuestra Senora de la Asuncion(NSA

アスンシオン=エンカルナシオン:Expreso Paraguay

アスンシオン=ペドロファンカバジェロ:La Santaniana

イグアス=エンカルナシオン:El Tigre

 

それぞれ時間によって、3列シートだったり4列シートだったりいろいろ。

El Tigreはこの中ではちょっと格が下がるけど、

この路線の中では一番いいらしい。

 

 

これからも色々なバスを使って気付いたこと、

書き忘れてたことを追加記事で~