おいしいもの特集 vol.2アサード
こんにちは、さやかです。
パラグアイのおいしいもの特集第二弾は、Asado(アサード)!
簡単に言うと、塊肉のバーベキューです。
お肉をこんな感じで焼いてたらなんでもアサード。
パラグアイはお肉が美味しいので有名。
豪快なお肉の売られ方については、こちらの記事を見てね。
こんなときに食べます
みんなで集まるときいつでも。
日曜日のお昼、誕生日、お祝いなどなど
まあ「アサードしよう」は飲むために集まるときの合言葉って感じですね。
1週間に何度もアサードする人もいます。
日本でいう飲み会みたいな感じですね。
バーベキューというと大がかりな感じがしますが、
家に常にバーベキュー台が出ていたり、
炭も常備されていたり、
みんな慣れているから、手際もいい。
アサードの食卓
お肉、サラダ、マンディオカ(キャッサバ)orパン、おにぎり、ビール
お肉は、
牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージなどなど
部位もCostilla(あばら)とか、Corazon(心臓)とかいろいろ。
ソーセージはだいたい普通のと、辛いのとがあります。
マンディオカは、
ゆがいたものや、マンディオカフリート(素揚げの塩味)。
パンは、
パサパサのパンや、ニンニクソース入りのパンなど
伝統的にはマンディオカだけど、時間がないときとかパンで済ませるらしい
日系人のアサードやと、ここにおにぎりが加わります。
飲み物は常にビール。
赤ワイン飲んでる人も。
家バージョン
パラグアイの家は1軒のサイズが大きくて
親戚みんなで集まることも多いです。
庭で焼くとき、日本の焼肉と同じような台で焼くこともあれば、
アサード専用のこんなのもあります。
ここでびっくりしたのは、
車のエンジンと焼き機を電気線でつなげて、
モーターを回してること。
アサードの横で、がばっと車が開いてる光景が面白い。
お肉を大きな串に刺して1時間くらい焼くかな。
炭の準備からお肉用意したりするのは、男の仕事って感じ。
で、女は中でサラダとかおにぎり、マンディオカとかの準備してます。
家に備え付けのアサード焼き機があるとこんな感じ。
みんなちょっとしか食べないのに大量に焼いて、
どうするのかと思ってたら、次の日アレンジして食べるらしい。
カレーに入れたりEstofado(エストファード)にしたりします。
そうすると、お肉が柔らかくなって美味しい!
お店バージョン
外食でもアサードは食べられます。
大きな焼き機で焼かれていて、
ある程度の大きさに切られたものが盛られます。
みんなで集まる口実にもなるし、
バーベキューと違って塊肉だから、
一度焼き始めたらお肉の世話がいらない。
お肉焼いてる横でひたすら飲みながらゆっくり~
日本に帰ったら、このアサードの空気感とか
塊肉とか恋しくなるだろうなあ。