勝手に監視員
こんにちは、さやかです。
交通事情のところで書こうかと思ったけど、
これは驚いたかつ、
いろいろな問題をはらんでるなあと思ったので、
写真も何もないけど特だししてみます。
交通事情については、はこちら。
パラグアイでは、道路に「勝手に監視員」がいます。
町のレストランが多い道路に多いと思う。
ある日、レストランから車に帰ると、
（駐車場がなくて、レストラン前の道に止めてることがほとんど）
中学生くらいの子供2人が寄ってきた。
運転する友達がお金を渡してたから、何？と聞くと、
「車の安全（傷つけられないか、中の物が盗まれないか）
を監視してたから、監視料をくれと言ってきている」
とのこと。
そんなの頼んでないし、勝手にやったと言ってるだけだから、
払わなくていいんじゃないの？と言うと、
「もし払わなかったら、ここで車を傷つけられるかもしれないし、
この車を覚えていて、今度来たときに傷つけられたり、
物を盗まれるかもしれない。
それよりは、いま少しのお金を払っておく方がよい。」
とのこと。
別の日には、子供ではなく、
おじさんが「勝手に監視員」をしていて、
お金を求めてきていた。
その時もお金を払っていた。
うん、確かに、そう言われたらそうだ。
「勝手に監視員」に払う小銭なんて、
車の修理代に比べたら安いものだし。
けど、このままみんなが払い続けてたら、
ずっとこの習慣はなくならないし、
そもそも、お金払わなかったら傷つけるっていう理論がおかしいし、
けど、それに従うしか今はないし。
よくない習慣が定着してしまっていて、
これからも続いていく気がして、
うーん、改善策も見えなくて、もやもや。
他の途上国でも同じようなことが
起こっているのでしょうか…？
