地球の裏側で、高知のよさこい。

大好きな地元高知を世界に広めたい。高知のよさこいを、地球の裏側「南米パラグアイ」で踊ります。

パラグアイよさこいチームKosei

こんにちは、さやかです。

 

日本を飛び出し世界にも広がっているよさこい、南米パラグアイにもよさこいチームがあります。

首都アスンシオンで今年8年目(2010年結成)の「よさこいチームKosei」です。

 

現在10代~40代の約30名が活動していて、練習は毎週日曜日10時~12時。

日本語学校の広場をお借りしています。

日系人がほとんどですが、中にはパラグアイ人も一緒に踊っています。

 

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(一番最近の演舞披露) 

 

チームの中で、お姉さん組と子供&お母さん組に分かれて、別々の振付を練習。

そのため代表の西川さんは、両方ともに教えて踊って、、と2時間中ずっと忙しそう。

 

わたしはこのチームに振付を教えたり、踊りのアドバイスをします。

加えて、西川さん一人が大変にならないようなチーム運営を一緒に考えていきたいと思っています。

 

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(Koseiのマークは、パラグアイの伝統刺繍ニャンドゥティ がモチーフ)

 

 

KoseiのFacebookページはこちら。

www.facebook.com

 

西川さんのインタビュー記事はこちら。

西川 まき(ニシカワ・マキ)氏 インタビュー| パラグアイ | 中南米 | 各国における取り組み - JICA

 

 

 

 

こんなKoseiの歴史について紹介。

 

2001年、Koseiの西川代表が日本に留学中、高知のよさこい祭りを見て感動し、

パラグアイでもやりたい!と思ったことがすべての始まり。

 

時は経ち2010年、日本パラグアイ文化展でのよさこい披露のため、

西川さんが友人や親戚を誘ってよさこいチームKoseiを結成。

Koseiというチーム名は、当時、青年バレーボールメンバーにも多く声をかけたため、

「Kochi(高知)」と「Seinen(青年)」の頭文字。

加えて、「一人一人の個性を大事にする」という西川さんの思いも。

約50名で正調鳴子踊りを披露。

まだ、隔年開催の文化展でよさこいをできたらいいなという軽い気持ちでのスタートでした。

 

2011年にはパラグアイ建国200年記念祭があり、

日本大使館からの依頼をうけたKoseiが正調よさこいを披露。

その後、メンバーから「正調では面白くない」と言われてしまったことから、

YouTubeの中で気に入った高知チームの曲を使ったKoseiオリジナル振付が完成。

2012年と2014年の文化展では、Koseiオリジナル振付のよさこいを披露しています。

 

そして、2016年から一気に加速します。

よさこいアンバサダーがはじめて認定された年でもある2016年、

高知県人会40周年記念イベントがパラグアイでありました。

そこで披露したよさこいが、高知県からの来賓も含めて大変盛り上がったことがきっかけで、

パラグアイ移住80周年祭にも高知から調査団が訪れました。

 

そして、2017年からよさこい指導ボランティアが来るようになり、

いまでは1年に何回もよさこいを披露するようになっています。

 

また、2018年8月には西川氏がよさこいアンバサダーに認定され、

現在は、2020年よさこい世界大会(開催未定)に向けて、

よさこいを南米全土で広げる活動に取り組んでいます。

 

 

 

最後に、少し個人的な感想を。

 

はじめて練習に行ったとき、目の前でKoseiのよさこいを見て感動…!

自分が高知でやっていたよさこいがここで見られるなんて。

パラグアイに来る前から、FacebookでKoseiの演舞披露の動画は見ていました。

ただ、ここパラグアイの、自分の目の前でよさこいが披露されたときの感動といったら…!

来てよかった、ここでがんばろうと思いました。

 

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(はじめての練習風景)

 

 

パラグアイでKoseiと一緒に楽しくよさこいを踊ります!